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英単語は覚えなくても、英語は読み書きできるようになる?

英語を学習する際、まずは英単語を覚えることから始めて挫折したことはないでしょうか。
この記事では英語の単語を丸暗記に頼らず、楽しく英語の読み書きできる方法をご紹介します。

1、英語の音の特徴と日本語の音との違いは?

・母音と子音の数の違い
英語を学習する前にはまず英語と日本語の根本的な違いから知っておく必要があります。
まずは母音と子音の違いについてみていきましょう。
日本語に存在する母音は、「あ」「い」「う」「え」「お」と全部で5種類であるのに対して、英語には19種類の母音が存在します。例えば、日本語で「あ」という1種類の母音として認識する音幅の中に、英語には/æ/、/ɑ/、/a/、/ʌ/という4つの音がそれぞれ異なる母音として存在します。
また、母音同様、子音の数も日本語より多いのが英語の特徴です。日本語の子音は13種類程ですが、英語には22種類程存在します。

2、英語学習するのは音を知るところから

英語学習する際によくやってしまいがちなのは、英語をカタカナに当てはめてしまうことです。
カタカナに当てはめて英単語を覚えてしまうと、日本語の発音に当てはめてしまうため、本来の英語の単語の音を認識できなくなってしまいます。例えば入浴の【bath】という単語を単にカタカナで「バス」と日本語の音で認識してしまうと、乗り物の【bus】との発音の違いを聞き分けることができないだけでなく、発音しても意味が変わってしまいます。
また日本語には音を出さない文字がないのに対して、英語の文字には音を出さない文字(fやthなど)がいくつかあるため、英語を聞いたり話したりするためには、まずは英語特有の母音と子音を学び、認識できる音を増やすことが必要になります。

3、効果的に発音学習する方法は?

では、どうすれば、効果的に英語の読み書きができるのでしょうか。
英語圏での英語の読み書き指導はフォニックスという教育指導が広く行われています。
フォニックスという言葉を始めて聞いた方もいるかと思います。日本では、国語の授業で日本語(ひらがな)の文字の書き方(綴り)や読み方(音)を習うように、英語には約 42 種類の音があると言われているものをフォニックスで「文字の音と綴り」を1文字ずつ、楽しく学習していきます。絵本を見ながらお話を聞き、文字の書き方や歌を歌いながら、アクション(動作)により体を動かして音と文字の形や書き方をしっかり学んでいくため、英単語の丸暗記に頼らずとも、初めて見る英単語でもスラスラ読むことができ、耳から聞いた音もすんなり文字におこすことができるようになるのです。

4、まとめ

世界の英語話者の中でも取り入れられているフォニックスで英語特有の音と日本語の音の違いを知り、日本語にない英語の音を学ぶことで、英語の壁がとても低くなります。
英語を丸暗記しなくても英語の読み書き(文字の音と綴り)を楽しく学べるこのフォニックスを取り入れることで、はじめて見る、聞く単語をスラスラと自分の力で読み書きできる自信が育まれ、その後の英語学習の興味へと広がることでしょう。

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