・「授業で習った単語が覚えられない…。」
・「単語が綴れない(書けない)…。」
・「この単語ってどう読めばいいのか…。」
・「発音が覚えられない…。」
・「海外で英語が伝わらない…。」
・「映画の英語が聞き取れない…。」
英語に対しての苦手意識や壁はないでしょうか?英語は得意、不得意とはっきり分かれる教科です。苦手だと感じてしまえば学習も苦痛に感じてしまいます。でも単語を覚えなくても読めたり、聞いた単語を文字にしたりすることをササっと出来るようになったらうれしいですね。そして飛躍的に発音もよくなる、なんてことがあったらやらなきゃ損だと思いませんか?
このようなお悩みを解決する方法といえば、読み書きや発音が身に付くシンセティック・フォニックス プログラムを取り入れている「ジョリーフォニックス!!」をご紹介します。
ジョリーフォニックスとは!
1970 年代のイギリスでは英単語の読み書きは「暗記」するものだったそうです。暗記の得意な子どもはどんどんと読み書きの力を伸ばしていきますが、得意でない子どもは読み書きの力を身につけることなく小学校を卒業することになります。
そんな子供たちを見ていた小学校の教員が、どうしたら暗記の得意でない子どもに読み書きの力をつけてあげることができるだろうかと考え、丁寧に文字の音を一つ一つ教えるとともに、文字を組み合わせて単語を読むという方法を試し、さらに音と一緒に「アクション(動作)」を行うことで文字と文字の音の定着が飛躍的に良くなることを発見しました。このようにして誕生した教授法が、「ジョリーフォニックス(Jolly Phonics)」なのです。
そんな子供たちを見ていた小学校の教員が、どうしたら暗記の得意でない子どもに読み書きの力をつけてあげることができるだろうかと考え、丁寧に文字の音を一つ一つ教えるとともに、文字を組み合わせて単語を読むという方法を試し、さらに音と一緒に「アクション(動作)」を行うことで文字と文字の音の定着が飛躍的に良くなることを発見しました。このようにして誕生した教授法が、「ジョリーフォニックス(Jolly Phonics)」なのです。
ジョリーフォニックスの特徴
・英語の読み書きのつまずきをなくす
英語を学ぶ子どもたちが最初につまずきやすいのが読み書きといわれ、ここでつまずくと、その先英語の学習が苦痛になってしまいます。ジョリーフォニックスでは英語の文章によく出てくる文字から学習していき、年齢やレベルに合わせて文字の「名前」や大文字を段階的に教えます。英語学習の基礎となる読み書きを丁寧に指導し、単語の読み書きのハードルを低くします。
・単語学習の負担を減らす
ジョリーフォニックスで学ぶことで英語のつづりの規則性がわかるようになり、単語のつづりを暗記に頼る必要がなくなります。ブレンディングやセグメンティングの練習をすることで単語の音を聞いてつづりを推測したり、つづりを見てそれを正しい発音で読むことが出来るようになります。
・お話や絵本、歌、アクション(動作)を使って、飽きずに楽しみながら学べる
英語の読み書きの学習というと機械的な反復練習がイメージされますが、ジョリーフォニックスではお話や絵本(Finger Phonicsの絵本)、歌(Jolly Song)、アクションなどを使い、多感覚法(視覚・聴覚・触覚・運動感覚)をフルに活かして、楽しく「文字」と「文字の音」関係を学びます。また、これらの活動を通じてジョリーフォニックスが生まれたイギリスの文化にふれながら学ぶことができます。
・英語を母語としない子どもにも学びやすい
現在、日本で指導されているフォニックスはある程度子どもが英単語と発音を知っていることが前提の教え方が多いですが、ジョリーフォニックスは英単語をあまり知らない子どもでも無理なく学ぶことが出来ます。そのため英語を母語としない子どもたちにも適しており、世界 120 カ国を超える国で指導されています。
・特別支援が必要な子どもにもやさしいプログラム
ジョリーフォニックスは、それぞれの文字にアクションを付けたり、一つの文字を指導するのに大きな絵本やその絵本のお話を聞きながら指で文字の形に触れ、歌を歌って、子どもたちの感覚にアピールする方法を開発しました。これら視覚、聴覚、身体感覚などを複合的に取り入れたシンセティック・フォニックス プログラムの方法で学んだことが子どもたちの記憶に残りやすくなるだけでなく、LD や発達障害を持つ子どもたちにも効果的な手法だと言われています。
・考え方、学び方が極めてシンプルで、短時間学習の積み重ねでマスターできる
ジョリーフォニックスは英語の読み書きの一番基本となる部分から始まり、カリキュラムは系統的に組み立てられているから、子どもにとって学習の負担が少なく、指導者にとってもシンプルでわかりやすい構成です。1 日 15 分、流れに沿ったレッスンを繰り返し行うことで、早い段階から英語の読み書きができるようになります。年令や理解力が上がる年令であれば 1 日に習う文字を増やすことも可能です。お子さんに合ったペースで、毎回の復習により文字の定着をしっかりと確認することが大切です。
ジョリーフォニックスの教え方
ジョリーフォニックスの42音を学習する際の基本的な活動の流れは、文字のレッスンごとに
① 音の復習(2 文字目のレッスンより)→文字の音は毎回復習を繰り返して定着をはかることが非常に重要です。
② お話を聞く→それぞれ「文字の音」のお話をする際には、文字の音の部分を強調して「この文字はこういう音だよ!」と、お話と「文字の音」が結び付くようにしましょう。
③ アクションをする→文字のお話をしているときに、「文字」と「文字の音」そしてアクションを一緒に行いましょう。
④ 文字の指導(書き方)→お話を読み、音とアクションを教えたら文字の書き方を指導します。小さいお子さんには空書きもよいでしょう。間違えやすい文字では、文字の形を絵本の絵を参考に丁寧に教えましょう。
⑤ 音の聞き取り→単語を聞いてその中に含まれる音を聞き分けるレッスンであり、セグメンティング(単語を分解する)の力をつけるための基礎になります。
⑥ ブレンディング→単語のつづりを見ながら、一つ一つの音を組み合わせて読む力を育てます。
⑦ ディクテーション→文字の音を聞き取り、それを書き取る。聞いた英語を自分の力で書く技術を伸ばし自信につなげます。
⑧ 歌→「文字の音」が含まれた歌詞のJolly Song を聞き、「文字の音」の部分だけでも強調して「文字の音」を出しましょう。
この基本的な活動の流れに沿って子どもたちの英語の読み書きをぐっと楽にするには、ジョリーフォニックスの 5 つの基本技能(下記の5つ)をしっかり身につけていくことが大切です。
① 音の復習(2 文字目のレッスンより)→文字の音は毎回復習を繰り返して定着をはかることが非常に重要です。
② お話を聞く→それぞれ「文字の音」のお話をする際には、文字の音の部分を強調して「この文字はこういう音だよ!」と、お話と「文字の音」が結び付くようにしましょう。
③ アクションをする→文字のお話をしているときに、「文字」と「文字の音」そしてアクションを一緒に行いましょう。
④ 文字の指導(書き方)→お話を読み、音とアクションを教えたら文字の書き方を指導します。小さいお子さんには空書きもよいでしょう。間違えやすい文字では、文字の形を絵本の絵を参考に丁寧に教えましょう。
⑤ 音の聞き取り→単語を聞いてその中に含まれる音を聞き分けるレッスンであり、セグメンティング(単語を分解する)の力をつけるための基礎になります。
⑥ ブレンディング→単語のつづりを見ながら、一つ一つの音を組み合わせて読む力を育てます。
⑦ ディクテーション→文字の音を聞き取り、それを書き取る。聞いた英語を自分の力で書く技術を伸ばし自信につなげます。
⑧ 歌→「文字の音」が含まれた歌詞のJolly Song を聞き、「文字の音」の部分だけでも強調して「文字の音」を出しましょう。
この基本的な活動の流れに沿って子どもたちの英語の読み書きをぐっと楽にするには、ジョリーフォニックスの 5 つの基本技能(下記の5つ)をしっかり身につけていくことが大切です。
ジョリーフォニックスの 5 つの基本技能
⑴ 文字の音を覚えること
英語の読み書きをできるようにするためには、まず 42 種類の文字の音をきちんと覚えます。
⑵ 文字の形を覚えること
鉛筆を正しく持ち、正しい書き順で文字を書く練習をします。
⑶ ブレンディングすること(文字と文字をつなぎ合わせて 1 つの単語として読むこと)
ジョリーフォニックスでは学習する文字の順番は「s, a, t, i, p, n,…」と習い、アルファベット順ではありません。よく使う文字から学習し始めることで、文字をつなぎわせて読む練習(ブレンディング)を早々から行い、自分の力で単語が読めるようになり自信を深めていきます。
⑷ セグメンティング(単語の中にある音を識別する)
単語に含まれる一つ一つの音を聞きとっていくことをセグメンティングと言い、単語の音の組み合わせがなんの音でできているのか認識し、聞いた単語を自分の力で書いていきます。
⑸ ひっかけ単語を正しく書くこと
ひっかけ単語とは、フォニックスのルールに当てはめることが出来ない単語のことです。(英語の 70 %はフォニックスの知識で読めると言われていますが、残りの 30 %の単語が「覚える」しかない単語なのです。)単語をただ丸暗記するのではなく、どこがひっかけになっているかに気を付けながら行いましょう。
英語の読み書きをできるようにするためには、まず 42 種類の文字の音をきちんと覚えます。
⑵ 文字の形を覚えること
鉛筆を正しく持ち、正しい書き順で文字を書く練習をします。
⑶ ブレンディングすること(文字と文字をつなぎ合わせて 1 つの単語として読むこと)
ジョリーフォニックスでは学習する文字の順番は「s, a, t, i, p, n,…」と習い、アルファベット順ではありません。よく使う文字から学習し始めることで、文字をつなぎわせて読む練習(ブレンディング)を早々から行い、自分の力で単語が読めるようになり自信を深めていきます。
⑷ セグメンティング(単語の中にある音を識別する)
単語に含まれる一つ一つの音を聞きとっていくことをセグメンティングと言い、単語の音の組み合わせがなんの音でできているのか認識し、聞いた単語を自分の力で書いていきます。
⑸ ひっかけ単語を正しく書くこと
ひっかけ単語とは、フォニックスのルールに当てはめることが出来ない単語のことです。(英語の 70 %はフォニックスの知識で読めると言われていますが、残りの 30 %の単語が「覚える」しかない単語なのです。)単語をただ丸暗記するのではなく、どこがひっかけになっているかに気を付けながら行いましょう。
ジョリーフォニックスの教え方のポイント
・ジョリーフォニックスの多感覚法を用いた教え方
文字と音を指導する際に、多感覚的(視覚・聴覚・触覚・運動感覚)にアプローチするため集中力を持続させながら楽しく学習ができ、文字や文字の音の定着、理解を深めることにつながります。
・視覚(絵本を用いた指導で絵本の絵や文字の形を視覚からアプローチします。)
・聴覚(絵本のお話や歌(ジョリーソングなど)から文字の形と音を結び付けていきます。)
・触覚(絵本の文字の部分に溝が彫られているため、指先から文字の形が体感でき、文字の書き始めや書き方も一緒に記憶に残りやすくなります)
・運動感覚(それぞれの文字にジョリーフォニックス特有のアクション(動作)があり、アクションと文字、そして文字の音が結び付き強く記憶に残ります。)
ジョリーフォニックスの多感覚法を用いた教え方により、視覚、聴覚、触覚、運動感覚のすべて、若しくはその人に合った感覚よりアプローチされることで、楽しく学習者の記憶にも残りやすいことがポイントと言えます。
得意な感覚で記憶に残ることは極めて有効な手法であり、この多感覚法は特別な支援を必要とするお子さんにも効果があると言われています。
・視覚(絵本を用いた指導で絵本の絵や文字の形を視覚からアプローチします。)
・聴覚(絵本のお話や歌(ジョリーソングなど)から文字の形と音を結び付けていきます。)
・触覚(絵本の文字の部分に溝が彫られているため、指先から文字の形が体感でき、文字の書き始めや書き方も一緒に記憶に残りやすくなります)
・運動感覚(それぞれの文字にジョリーフォニックス特有のアクション(動作)があり、アクションと文字、そして文字の音が結び付き強く記憶に残ります。)
ジョリーフォニックスの多感覚法を用いた教え方により、視覚、聴覚、触覚、運動感覚のすべて、若しくはその人に合った感覚よりアプローチされることで、楽しく学習者の記憶にも残りやすいことがポイントと言えます。
得意な感覚で記憶に残ることは極めて有効な手法であり、この多感覚法は特別な支援を必要とするお子さんにも効果があると言われています。
・ジョリーフォニックスはシンセティック・フォニックスで教えます
アナリティック・フォニックスは、学習者がある程度単語を知っていることが前提として、a, b, c, …のアルファベット順に同じ文字と音が含まれる単語をたくさん聞かせ、共通する文字の音が同じであることを指導していく方法なのですが、英語話者でない私たちにとって単語をたくさん知っていることはありません。
しかしジョリーフォニックスのシンセティック・フォニックスは、アルファベット順ではなく、よく使われる文字(s, a, t, …)の順で文字と音を一文字ずつ丁寧に指導し、すでに習った文字を組み合わせて単語を作り読み書きさせていく指導法のため、単語を知らない英語話者でもない日本人にとってとても合っている指導法を使用しています。
日本の小学校でのひらがな指導と同じように一つの文字に一つの音があることを指導し、一文字から二文字とすでに習った文字を組み合わせた言葉を自分の力で読み書きして力をつける方法と同じなのです。
しかしジョリーフォニックスのシンセティック・フォニックスは、アルファベット順ではなく、よく使われる文字(s, a, t, …)の順で文字と音を一文字ずつ丁寧に指導し、すでに習った文字を組み合わせて単語を作り読み書きさせていく指導法のため、単語を知らない英語話者でもない日本人にとってとても合っている指導法を使用しています。
日本の小学校でのひらがな指導と同じように一つの文字に一つの音があることを指導し、一文字から二文字とすでに習った文字を組み合わせた言葉を自分の力で読み書きして力をつける方法と同じなのです。
ジョリーフォニックスで学んだ我が子たち
私の 2 人の娘もジョリーフォニックスで学びました。
上の子は小学生に入ってから週一回15分程度で始め、鉛筆をしっかり握れる年令であったので音の復習もお話を聞くことも楽しくアクションや歌を行い、どんどんと42 文字を習得して文字と音の関係を習得していきました。
上の子は小学生に入ってから週一回15分程度で始め、鉛筆をしっかり握れる年令であったので音の復習もお話を聞くことも楽しくアクションや歌を行い、どんどんと42 文字を習得して文字と音の関係を習得していきました。
ジョリーフォニックスで学んだ長女
6~7歳の子どもにとって集中できない時もありましたが、そんな時は気を長くもってその日はササっとやれそうなところだけをして、また次の時にこれまでの復習から始めれば全く問題ありませんでした。絶対やらないといけないのではなく、やりたい気持ちを大切にこれまで覚えた文字と音がわかってきたらたくさんほめてあげて、もっと新しい文字に挑戦する気持ちを大切に、レッスンを丁寧に進めていくことが大切だと思うからです。
ジョリーフォニックスで学んだ次女
また下の子は、3歳になったころに機嫌のよい時を狙って 10 分程度の時間でゆっくりですが学びました。3歳の子どもにとってどれだけ記憶に残るのかとても興味深い気持ちではありましたが、ある日部屋に置いてあった The Phonics Handbook(Jolly Phonics の指導本) のページをめくりながら何かを言っている声がしたのです。それは絵を見て(文字を見てなのか?)アクションをしながら文字の音を出しているではありませんか!びっくりしました。3 才の子どもが興味を持って、「この絵はこのアクションでこの音なんだよ!」っと教えてくれたことを鮮明に覚えています。
ジョリーフォニックスの教え方を理解して英語学習を身近に!
多感覚法を用いたシンセティック・フォニックスでの指導法を使用しているジョリーフォニックス(Jolly Phonics)は、英語話者でない私たち日本人にとってとても学びやすい理解しやすい方法だと思います。
文字の音を徹底して指導するため、すべての単語を丸覚えすることはなく、文字と音の関係をしっかりと身につけることで聞いた音の聞き取りや見た単語をスラスラと読み、発音も飛躍的に良くなります。
英語学習に対する壁がジョリーフォニックスで低く感じられるのではないかと思います。
ジョリーフォニックスの特徴やポイント、指導する際に気を付けてほしいところをしっかりと理解したうえで、これから英語を学ばれるたくさんのお子さんにとって楽しく学び自信につなげてもらえることを願います。
文字の音を徹底して指導するため、すべての単語を丸覚えすることはなく、文字と音の関係をしっかりと身につけることで聞いた音の聞き取りや見た単語をスラスラと読み、発音も飛躍的に良くなります。
英語学習に対する壁がジョリーフォニックスで低く感じられるのではないかと思います。
ジョリーフォニックスの特徴やポイント、指導する際に気を付けてほしいところをしっかりと理解したうえで、これから英語を学ばれるたくさんのお子さんにとって楽しく学び自信につなげてもらえることを願います。